オフラインで会った人にビジネスの話をする機会が増えてきました。
「お会いした方が、みんなうまく行ってほしい!」
と僕は思っています。
けれど、ビジネスはスキルも資金もない一番初めがとても大変です。
しかもビジネスで成果を出すためには「目の付け所」が重要になってきます。
僕の感覚では、
「9割が市場選定、1割が努力」
少しでも成功率を上げるためにはどうすればいいか?
初心者でも再現性の高い手法として、「自分の悩みを起点にビジネスを構築する」手順を紹介します。
もちろん、他のやり方でも収益を上げる方法はあります。
ただ、考えてもどうしてもビジネスアイデアが思い浮かばない方は参考にしてみてください。
目次
ビジネスの基本中の基本
ビジネスモデルを作るとなると、どうしても難しく考えがちです。
僕もあまり複雑な事業を作るのは得意ではありません。
けれど、上手くいっているビジネスって意外にシンプルです。
・誰が?
・誰に?
・どんな価値を提供するか?
以上の3つのポイントが明確になっていたら、僕はプロジェクトを進めてみるようにしています。
独自のビジネスを作るポイント3つ

収益が上がりそうな市場というのはたくさんあります。
しかし、単に儲かりそうだからという理由で事業を始めてしまうと、周りと似たり寄ったりのビジネスになってしまいます。
自分の興味のあることだけでビジネスを始めてしまうと、全然稼がないなんてことも。
つまり、ビジネスを始めるためには、複数の条件を満たしたスイートスポット(穴場)を見つける必要があります。
僕は以下の3つの条件を満たしたものをスイートスポットと考えています。
・収益の上がる市場か?
・情熱が注げる分野か?
・自分の強みが活かせるか?
詳しい説明は長くなるので省きます。
ただ、
「収益が上がりそうな市場で、自分の強みを活かして、情熱を持って取り組める」
なら長い目で見て成果が上がるでしょう。
初めから完璧を目指すのは難しい
3つの条件を満たしたビジネスは強いのはなんとなくわかったかと思います。
ただ、はじめから全部を満たすのは難しい。
僕が初めてビジネスを始めたときは、強みなんて全くなかった。
どうしたかというと、興味のある収益の上がりそうな市場で勝負しました。
サイト運営なら、興味があれば続けられて、ノウハウもあとから蓄積されていきます。
初心者でもできる「自分の悩みを解決するビジネス」の構築方法
初めてビジネスをするなら、収益性のある市場すら見つけるのが大変かもしれません。
けれど、考えすぎて前に進まないのも時間がもったいないです。
どうしてもアイデアが思いつかないなら、「自分の悩みをピンポイントで解決するビジネス」を考えてみることをおすすめします。
理由は、自分の悩みなので問題を解決しようとする「情熱」が湧きやすく、自分の「強み」を活かしやすいからです。
お金を払ってでも問題を解決したい!と思えるのなら、収益も上がりやすい。
つまり、自分起点でビジネスを考えることで、先に紹介した収益の上がる3条件を満たすスイートスポットが見つけやすくなるんです。
以下では、自分起点のビジネスを構築するための手順を紹介します。
僕がコンサルする場合でも、考え方は同じです。
ステップ1.自分自身のペルソナ情報を整理
まずは自己分析をおこないます。
自分をペルソナ(たった1人のターゲット)に見立てて、情報を整理していきましょう。
・性別
・年齢
・職業
・プライベートの過ごし方
・結婚しているか?
・好きな雑誌
・尊敬している有名人 .etc
とにかく詳しく書き出してみます。
ステップ2.悩みが最も深いところを見つける
自分のライフスタイルを整理したら、自分が悩んでいることを考えてみます。
悩みといっても漠然としていて、すぐに思いつかないならHARM(ハーム)に照らし合せていくといいです。
・Health(健康の悩み)
・Ambition(夢の悩み)
・Relation(人間関係の悩み)
・Money(お金の悩み)
HARM(ハーム)とは、人間が持つ主な悩みのことです。
年齢、性別に関わらず何かしらの悩みがあてはまります。
ステップ3.悩みを解決する手段を考える
悩みが見つかったら、それを解決する方法を考えます。
たとえば、僕はネットショッピングで商品を探すのが結構苦痛です。
細かい価格を比較していたら時間かかりますし、1つ1つ正確に注文していくのも面倒。
だからといって、「これとこれを注文しておいて」と誰かに注文代行をお願いするのも結局調べないといけないので手間。
この問題を解決するためには、「曖昧な条件でも提案してくれるコンシェルジュ」のようなサービスがあればいいなと考えました。
たとえば、
欲しいものの希望を伝える(タイ人向けのお土産、〇〇の化粧品、新しいMacbookなど)
↓
情報を元に購買ルートを伝えてもらう(お土産は楽天、化粧品は近くのドラッグストア、Macはネットショップなど)
↓
提案情報に納得がいけば注文代行してもらう
これって単に注文代行ではないんですよね。
けどあったら僕は使います。
「注文コンシェルジュ」とか名付けてサービス始めてみるのもいいかもしれません。
ステップ4.収益モデルを考える
ビジネスとして成り立つためには、収益を上げる必要があります。
「注文コンシェルジュ」の場合ですが、1回の注文(5〜10回分の商品)で1,000円の手数料をとってみるのもいいかもしれません。
メインターゲットは海外出張の多い30歳ビジネスマンの男性。
この辺りにアプローチしてみて、注文が来るかをみてみます。
ステップ5.芽が出てきたビジネスを伸ばしていく
自分の悩み起点でビジネスを創る手法は、競合のいない市場を狙う場合に向いています。
欠点は、そもそも市場がなくて収益が上がらない可能性があることです。
手法の欠点をカバーするためには、まずは複数のビジネスを創ってみることが大切です。
同じように頑張っていても、上手くいくビジネスと、上手くいかないビジネスが出てきます。
上手くいきそうなものだけにリソースを集中させれば、そこそこ収益の稼げる自分だけのビジネスになるかもしれません。
応用例:属性が同じユーザーを集めるとビジネスになる
別の方のビジネスですが、個人ビジネスでとてもいい例を見つけたのでシェアします。
Nomad List(ノマドリスト)という海外のノマドの間で非常に有名なサイトがあります。
ノマドしやすい地域の比較サイトです。
もともと、Peter Levels(ピーターレベルズ)さんが、個人で始めたまとめサイトが人気になって収益化してしまったサービスです。
ビジネスは
「モノやサービスを決めてどうやって売るか?」
というやり方もありますが、
「属性(タイプ)の似た人を集めて、その人たちに向けてどんな商品やサービスを提供するか?」
という考え方もあります。
ビジネスの種を蒔き続ける
ビジネスが上手くいくかどうかは、努力だけでなく運に左右される部分もあります。
そのため、失敗しないように気をつけるよりも、行動して数多くの失敗の中から上手くいった方法を見つけるほうが効率がいいです。
僕自身も、ビジネスが全て分かっているわけではありません。
事業は生き物ですので、市場の状況に合せて改善し続ける必要があります。
新しい手法を試せば、初心者レベルの失敗をたくさんするでしょう。
それでも動き続けることで、見えて来ることってあるんです。
自分が目指すライフスタイルのために、可能性の種を蒔き続けていきましょう!

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