400万円(奨学金含む)の借金ありで起業した僕がビジネスを軌道に乗せるまでにしたこと!

借金がネックで起業をためらっていませんか?
奨学金くらいは全て返し終わってから、起業の準備でもすればいいかな。

なんて僕も思ったことがありました。
しかし、会社員として働いていると収入は全然増えませんし、いくら節約しても返済できるスピードには限りがあります。

僕は今ネットで収益を上げる仕組みを作りながら、バンコクを拠点に生活しています。

借金を抱えているリスクを考えた上で、思い切って独立していなかったら、今の生活はありませんでした。

借金を抱えての起業は不利なのはわかっています。
それでも、うまくビジネスを軌道に乗せることはできるんだよと、ここに実例を交えて紹介させていただきます。

目次

借金の内訳

僕が独立した2016年6月時点での借金の内訳は以下の通り、

奨学金:2,895,738円

消費者金融1:568,400円

消費者金融2:599,400円

合計:4,063,538円

約400万円といったところです。

奨学金300万円は大学時代の学費と留学資金です。
実家からの通いだったため、バイトでお金を稼ぐ意欲が全然なかったツケが回ってきました(汗)

消費者金融の100万円は、会社員になってから購入した自己啓発プログラムです。
金利が高いうえ、分割払いにしたので利子分がかなり入っています。

今みてもかなり思い切った決断をしたなと思っています。

ちなみに、借金の返済は月5万円ほどです。
これが起業したあとも、貯金をジワジワ食いつぶしてきて精神的にきつかった。

借金があってでも起業したかった

僕がどうして借金まみれでありながら起業を決意したのか?
それは、起業して手に入れたい人生があったからです!

当時は自己啓発をやりまくっていて、人生の目標とか、理想のライフスタイルとかを徹底的に考え抜いたんです。

結論として、理想のライフスタイルを手にいれるためには起業一択。
会社員生活の延長線上には、自分の目指す人生はなかった。

そこから、平日の会社終わりと休日を使ってコワーキングスペースに籠る日々。
それでももっと早く成果が出したくて、独立資金を貯まったタイミングで会社を辞めました。

起業で必要な貯金の目安

借金があっても起業を成功させることができます。
そのためには、会社をやめる前に貯金をしておくことをおすすめします。

独立資金の目安としては、「最低でもいつまでに生活費をカバーする収益を上げるか?」を目安にするといいでしょう。

僕の場合は、会社員時代からの助走もあり、わずかながら売り上げも出ていました。

そのため、起業して全リソースを事業につぎ込めば、遅くても6ヶ月で成果が上げられる!と判断しました。

ひと月の生活費+事業経費が30万円 × 6ヶ月 =180万円

少し余裕を持たせて200万円の貯金ができたら起業すると決めました。

実際、独立してから5ヶ月目で月収益18万円を達成し、6ヶ月目以降は安定して20万円以上の収益を出すことができました。

起業したら奨学金の返済はストップ

起業している間の借金の返済状況についても説明していきます。
まず、奨学金の返済はストップしました。

日本学生支援機構に問い合わせて、

「失業して奨学金の返済に困っています」

と伝えれば、親身になって対応してもらえます。
書類を送って審査が通れば、1年間の支払い猶予が可能です。

しかも、奨学金を猶予している期間は利子がつきません。
返済をストップしたときの金額から、奨学金の返済を再開させることができます。

なので、起業してよっぽどお金に余裕がある人以外は、ひとまず奨学金の返済をストップしておくといいでしょう。

消費者金融のローンは払い続けた

自己啓発プログラムの支払いの、消費者金融ローンは支払いを続けました。

月35,000円くらい返済する必要があって、無収入のときはかなりキツかったです。
それでも、金利が高いので支払いを先延ばしにして、返済額を膨らませたくはありませんでした。

借金が起業以外の選択肢を消した

借金を抱えて起業した感想でいうと、とにかく辛いです。
お金がものスゴイ勢いで減っていくんです。
収益が上がらないうちは、

・生活費がかかる
・事業経費もかかる
・借金の返済もある

という三重苦を味わいます。
そのため、かなり強い意志力が試されます。
おかげさまで、どんなに経済的に苦しいときでも平常心を保てる鋼のメンタルを手に入れました。

借金があったからこそ、苦しいときに踏ん張れたっていうのもあるかもしれません。

もしも会社員に戻ったとしても、毎月5万円の借金を支払い続ける必要がありました。
再就職するにしても、かなり生活が苦しいことは目に見えています。

しかも、会社員が合わないことは、すでに散々経験済みだったので、

「死んでも成果を出す!」

という気迫で取り組んでいました。
おすすめはしませんが、借金って起爆剤になりますよ。

起業して1年後に奨学金の返済を再開

現在の借金の返済状況についても紹介していきます。
起業して半年ほどで生活ギリギリの収入が稼げるようになりました。

その半年後、収入も安定してきたので奨学金の返済を再開しました。
15,000円くらいで、そこまで大きな額ではないです。

しかし、次の月から毎月15,000円収入が少なくなると考えると、胸がキュッとなりました。

起業1年半後に消費者金融のローンを完済

起業して1年半で、消費者金融系のローンを完済しました!
利子が高いのでなるべく早く返しておきたかったんです。

消費者金融がなくなっただけで、かなり負担は減りました。

現在(2018年6月)は奨学金の返済のみで270万円くらい。
やっと200万円台に乗りました!

奨学金の返済は20年払いでOKです。
しかし、こちらも早いところ完済しておきたいところ。

完済できたら追記します!

借金ありで起業は計画的に

実例で紹介したように、借金があっても起業はできます。
ただ、借金があると貯金が減るのが早いので、精神的にはキツくなります。

起業を成功させるために大切なのは、資金繰りの計画を立てておくことです。
借金があっても、事業を軌道に乗せるまでの貯金があればOKです。

会社員のとき以上の収入が手に入れば、結果として早く返済だってできます。

一度きりの人生です。
自分に後悔のないように生きていきましょう。

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