バンコクから日本へ一時帰国する直前、僕は一通のメールを送りました。
「中西と会ってみませんか?」
Co-creatorのメルマガを読んでくれている読者の方に宛ててです。
「いつも僕の情報をチェックしてくれるのはどんな人なんだろう?」
「読者の人に僕がしてあげられることはなんだろう?」
とふと思ったんです。
すると、メールを送った数日後ある人より返信がありました。
こんばんは。〇〇といいます。高校2年生です。中西さんに会ってみたい!とおもったので連絡しました。今日の連絡になってしまってすみません。やりたいことがあるのですがなにかが繋がらなくて。そんなときにメール拝読してました。なにかきっかけになればいいなと思い、メールしました。
一瞬固まりました。
まさかの高校生!?!?
けど、なんか面白そうな感じがしたので、実際に会ってみることに。
目次
やりたいことをやる不安
相談者の方の名前をAさんとします。
Aさんは、料理の専門学校に通っていて、来年で卒業です。
卒業後は飲食店で働く予定の人や、大学に通う人が多いみたい。
ただ、Aさんは周りと同じような進路を歩むことに疑問を感じていました。
「料理は好きだけど、仕事として毎日料理をするのは違う気がする」
「会社で働くのも性格に合わないと思う」
「自分がやりたいなと思っていることはあるけれど、本当にそっちに進んでいいのか不安」
Aさんは17歳という年齢の割に、自分の将来のことを深く考えていました。
一人暮らしをしているので、「自分と向き合う時間」がたくさんあるようです。
「生活するためにはお金が必要」という意識が身についているなとも感じました。
高校時代の僕はというと
Aさんの話を聞いていると、僕がAさんと同じ17歳だった頃はどうだったのか?
思い返してみました。
痛々しい黒歴史を、ありのまま話すと、
・手首を怪我してテニスができなくなる
・学校の成績は320人中300位くらい
・インキャ(打ち解けて話せる友達はいなかった)
という三重苦状態でした。
高校生の当時僕なんて、コンプレックスの塊だったので、実際は生きていること自体が苦痛なこともありました。
今となってもいい思い出ではありません。
高校卒業して予備校に入っても受験勉強して、いい大学に入ることくらいしか考えていなかったような。
僕が将来のことについて考え始めたのは、大学になってからです。
それに比べると、高校卒業前に将来について真剣に考えているAさんはしっかりしているなと感じました。
「私、映画に出たいんです」
そんな将来のことについて真剣に考えているAさんですが、本当にやりたいことを聞いてみると
「私、女優になって映画に出たいんです」
とぶっ飛んだ発言。
詳しく聞いてみると、Aさんが映画を観て心を動かされた体験があったようです。
だから、自分も多くの人にいい影響を与えられる人になりたいと。
いいんじゃないかな。
Aさんは自分の夢を周りに言うのをためらっていたようです。
中西ならわかってもらってくれるんじゃないか?と思い、勇気をもって打ち明けてくれました。
たしかに、有名な映画に出られる人なんて、芸能人でもごく一握りです。
現実的じゃないと思う人もいるかもしれません。
けど、僕はそれが本当にやりたいことなら、夢を大切に持ち続けて欲しい。
人生は一度きりだし、夢を叶えて最高の人生を手にいれればいい。
夢は逆算して考えると現実になる
僕は夢を語りますが、割と現実主義者です。
叶わない夢をいつまでも追い続けることに生きがいを感じる「夢追い人」でもありません。
僕が夢を叶えるときに意識しているのは、
・夢を明確な目標に落とし込むこと
・目標を達成するための行動をスケジュールに落とし込むこと
です。
この部分をしっかり詰めると、やりたいことがハッキリして、どういう順番で動いていけばいいのかが整理されます。
すると、結局夢を叶えるために、必要な小さなタスクを1つずつクリアしていくだけ。
つまり、正しい方向で毎日努力しているので、遅かれ早かれ目標にたどり着くわけです。
はじめに方向をきっちり固めてしまうと、
「これって本当に将来に役立つの?」
というように途中で迷うこともなくなります。
Aさんへアドバイスしたこと
Aさんの場合は、女優として映画に出たいとう目標がありましたが、経済的に自立して自由なライフスタイルを手に入れたいという希望もありました。
僕は芸能界に精通しているわけではありませんが、タレントの世界って自由が制限される部分も多いんじゃないかなと感じました。
成功するかどうかも、事務所の売り込む力や、運の要素も多いかと思います。
なので、
「経済的に自立して自由な生活を叶えたうえで、女優として映画に出て人々に影響を与える」
ためにはどうすればいいのかを具体的に考えていきました。
人生を運任せのゲームにするのではなくて、自分でコントロールできる範囲で何ができるのか?
そのためには何から始めて、どう広げていくのかアドバイスしました。
Aさんも上手くいくイメージが持てたみたいです。

発信することで誰かの人生が変わるかもしれない
Aさんのコンサルを終えてみて、感じたことがありました。
それは、
「僕が伝えることで人生が変わるかもしれない人がいること」
です。
僕がCo-creatorで情報を発信していなければ、Aさんと出会うこともありませんでした。
ひと回りも下の世代と、人生についてガッツリ話し込む機会って他じゃできません。
そして、中西と話すことで悩みが解決したり、今後の方向性がハッキリしたりするのは楽しいです。
僕は教えるのが向いているのかもしれません。
結局自分一人でできることって限られています。
だからこそ、自分が今持っているものをシェアして、成功する人が増えればいいな。

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