一人で起業すると聞くと、あなたはどういうイメージを持ちますか?
事業を起こすのは大変なことだし、それを全部自分ひとりでやらないといけない。
なんて思っているかもしれません。
しかし、実際には個人で起業するのは非常に簡単なことです。
ネットを通じて、誰でも低コストでビジネスが立ち上げられる時代なので。
では、起業を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか?
うまくいく人たちには、何か共通項のようなものがあるのかもしれない。
僕は会社を辞めて起業してから、3年目に入りました。
個人でビジネスを運営する経験もたまってきています。
これから一人で起業を考えている人に向けて、個人で事業を行うことへの本音をお伝えします。
目次
一人起業の成功パターンなんて人それぞれ
起業が成功するパターンなんてあるのでしょうか?
もしあるのなら、僕が教えていただきたいです。
個人で起業するといっても、何をやるかによっても違うでしょう。
たとえば、個人でラーメン屋をやる場合と、フリーランスのイラストレーターになる場合で、共通する成功パターンを挙げるなら、精神論かかなり抽象的なものになってしまいます。
たとえば、
「お客さんを大切にしながら毎日コツコツ頑張る」
「基本的なスキルや経験がある」
「行動力があり成功するまでやり続ける」etc.
別にこのレベルの成功パターンを知りたいわけではないですよね。
また、求める成功によってもパターンって変わってきますよ。
・月20万円稼ぐのか?
・月100万円稼ぐのか?
・秒速で1億稼ぐのか?
※3つ目は冗談です。
もしかしたら、成功はお金以外のことを意味する場合もあります。
素敵なパートナーと結婚することだと考える人もいるかもしれません。
なので、「一人起業の成功パターン」だけでは、明確な答えは出せません。
起業家には2タイプある
一般に、起業家には2つのタイプがいます。
・ひとつはゼロからイチを創るのが得意なタイプ
・もうひとつは1から10へビジネスを伸ばすのが得意なタイプ
ゼロからイチを創るタイプ
ゼロからイチを創るタイプは「クリエイター」とも呼ばれています。
ゼロイチタイプとは、生まれたばかりの小さな市場や、市場のニッチ(隙間)を狙ってビジネスを生み出すのが得意なタイプです。
極端なゼロイチタイプだと、「私が欲しいから!」と市場が生まれる前からビジネスを作っていたりします。
ゼロイチタイプのメリットは、競合が入って来にくいため個人でも十分戦っていけることです。
組織化する必要もないので、身軽に動けてライフスタイルとも両立がしやすいのも魅力的。
デメリットは、市場規模が小さくスケールが難しいことです。
ガツガツ収益にこだわるかたも、向いていないかもしれません。
1から10へビジネスを伸ばすタイプ
こちらは既存の市場に参入して、他の競合よりも高いパフォーマンスを上げることで収益を伸ばすのが得意なタイプです。
スタートアップや、大企業との競争に勝ち抜く必要がありますが、社会に与えるインパクトも大きく、得られるリターンも大きいです。
1から10タイプのメリットは、社会に与えるインパクトが大きいことです。
「とにかく大きなことがしたい!」「目立ちたい!」「組織を引っ張っていきたい!」という体育会系の方におすすめです。
デメリットは、競争がかなり厳しいことです。
出資を受けている場合は、短期で成果を出さないといけないプレッシャーもあるので、ゆったりプライベートと両立させるのは難しいかもしれません。
一人起業を成功させるならゼロイチタイプ一択
個人でビジネスを始めるときは、リソースが限られています。
なので、事業を成功させたいならゼロからイチを創る戦い方を身につけることをおすすめします。
つまり、個人でも成功しそうな小さな市場(マーケット)を選んで、局所戦で成果を上げていきます。
個人的にはビジネスは市場選定でほぼ全て決まります。
つまり、自分だけの勝ちパターンを見つけていくことが大切ということです。
ニッチ(すきま市場)を見つけるためのヒント
市場の穴場を見つける方法に正解はありません。
人によっても違ってくるでしょう。
とはいっても、具体的な例がないとイメージがつきにくいので、僕が実践しているニッチを見つけるアイデアを2つ紹介します。
属性×悩みが深いジャンルで探る
属性とは、年齢、性別、ライフスタイルなどで分けられたグループのことです。
たとえば、妊娠中の女性、初孫が生まれた男性、受験勉強中の学生などが属性にあたります。
悩みが深いジャンルとは、
・健康に関する悩み(スキンケア、美容、健康管理、運動、栄養など)
・野心に関する悩み(出世、転職、キャリア、受験、自己啓発など)
・人間関係に関する悩み(恋愛、結婚、職場関係など)
・お金に関する悩み(借金、老後資金、保険、株式投資など)
です。
悩みが深いジャンルは、お金を使ってでも解決したいと思っている人が多いと考えられます。
なので、すでに強い競合が市場にいます。
ただ、特定の属性に特化したビジネスとなると、まだ入り込む余地はあるかと。
たとえば、
・ノマドワーカーの健康管理に特化したサイト
・日本からバンコク移住に特化した転職エージェント
・日本語が話せるアジア女性との結婚に特化したマッチングサービス
などです。
自分の悩みを解決するサービス
こちらは、かなりクリエイター色が強くなります。
「自分の悩みを解決するものを作る」
「ビジネスを作った理由が自分が欲しいから」
と究極の自己満足を目指します。
こちらは、外れる可能性も高いので、失敗を気にせずポンポン打ち込んでいきます。
たとえば、僕の直近の悩みは、
・足首捻挫して部屋から出られない!誰か代わりに部屋掃除、洗濯、食事の準備をしてくれたらな(汗)
・日本とバンコクを行き来するときのお土産購入もっと楽にならないかな?いちいち楽天で注文したり買いに回るの面倒。
・買い物が時間がかかる(汗)ディスカウントストア広すぎるし、日用品とか定期でなくなるものは自動で送ってほしい!
こんな感じで、気ままに書いてみました。
こちらはどれだけ需要があるかはわかりませんが、僕が欲しいと感じているものです。
このあたりの悩みが解決できるサービスがあれば僕は使います!
自分なりの成功パターンを見つける
ビジネスの成功パターンって本当はあるかもしれません、けれど誰もが真似できる方法ならすぐに通用しなくなります。
とくにリソースが限られている個人でビジネスをしていくなら、ニッチを狙う考え方は必須といえるでしょう。
となると、一人で起業を成功する方法は、自分なりのやり方を見つけていくことです。
自分の持っているものを使って事業をしていくなら、他の人は真似できません。
自分で何かいいアイデアが思い浮かんだら、まずは形にしてみてはどうでしょうか?

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