あなたは次のような言葉を使ったり、聞いたことはありますか?
「会社で社会経験を積んでから自分でビジネスを始めたい!」
「社会人として一人前になるまでは会社を辞められない!」
「サラリーマンとして実績を積んでから起業したい!」
安心してください。
新入社員だった当時の僕もそう思っていました。
僕は会社員としては全く使えるタイプではありませんでした。
社会人1年目は上司のパワハラで、プライドも何もかもへし折られましたし。
それでも今は個人で場所や時間にとらわれず働いていて、ビジネスもうまく回せるようになっています。
「サラリーマンで仕事ができないのに起業は無理」
という説もありますが、 僕の場合は全く当てはまらなかったようです。
目次
サラリーマンのスキルは起業で全く役立たない
僕がこの記事を書いている理由は、
「社会経験を積んでから起業したい」
という勘違いで、起業のポテンシャルを潰して欲しくないと思っているからです。
サラリーマン経験が長いほど、むしろ起業の足かせになるケースのほうが多い。
たとえば、僕はウェブマーケティングをメインにビジネスをしています。
しかし、会社ではマーケティングとは全く関係のない部署でした。
今役に立っているスキルといえば、ごく一部のエクセル関数くらい。
会社に2年勤めたおかげでエクセルシートのデータ加工がちょっとだけ速くできます(笑)
求められる能力が全く違う
もしも僕がマーケティングの部署に所属していたら、起業するために必要なスキルがもっと身についていたはずと思ったかもしれません。
それも違うでしょう。
理由は、大企業で必要な「マーケティング」スキルと、個人事業で必要な「マーケティング」スキルが根本的に違うからです。
わかりやすい違いを1点挙げるとすると、
・大企業は市場の大きなパイを取ることが重要
・個人事業は市場の隙間をつくことが重要
だからです。
大企業は予算も豊富にあります。
従業員も多く抱えているので、大きな市場を狙わないとビジネスを回していけません。
一方で、個人でビジネスをする分には、そこまで大きな市場を狙う必要がない。
1人分の生活費が稼げるレベルなら十分なので。
大企業のマーケティングするクセがついている人が、個人でビジネスをしようとするとどういうことが想定されるか?
リソース不足で何もできないか、大きなプレイヤーと同じ市場に参入して粉砕される恐れがあります。
起業してから身につけられる
以上の例では個人のマーケティングと、大企業のマーケティングの違いを1つ紹介しただけです。
けれど、実際にはあらゆる面でこのようなズレが出てくるんです。
起業で必要なスキルは事業によっても変わるし、市場によっても、自分の能力によっても変わってきます。
だから、実際に起業してみて足りない部分をその都度補っていくほうが圧倒的に早い。
自分で身につけるのに時間がかかるスキルならクラウドソーシングを活用して、できる人にお願いすることもできます。
このように、大企業で起業のノウハウを身につけてから起業しようと考えている人は、小さくてもいいので今から自分で事業を始めることをおすすめします。
少額でも立派な起業
起業といっても、大きなビジネスをする必要はありません。
ネットベースのビジネスなら、元手もほとんどかからないのでリスクも小さいです。
休日の副業や趣味から始めるだけでも、自分でビジネスを回す感覚は磨かれるはずです。
・ネットショップを開業してみる
・楽天やAmazonで商品を売ってみる
・アフィリエイトをしてみる
・自分でサービスを考えてみる
などなんでもいいんです。
まずは自分のできるところから始めてみてください。
何度でもやり直せるのが起業のメリット
ビジネスを始めても、必ずしもうまくいくわけではありません。
起業して成功している人もたくさんミスをしています。
速く動いて、速くミスに気づいて、速く修正する。
だから、うまくいく方法が見つけられるんです。
失敗してもいいんで、軽い気持ちで始めてみませんか?

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