バンコクの文化フェスでタイの伝統文化に触れてみた@オーンアイラック(Oon Ai Rak Klay Kwam Nao)

バンコクの伝統文化がタイでちょっとしたブームになっています!
最近タイの良さを見直そうという気運が高まっているようです。

・歴史ドラマの影響でタイの伝統衣装を着る人が増えたり
・タイテイストを取り入れたおしゃれなカフェが増えてきたり

など。
僕の個人的な感想ですが、「海外への憧れに疲れてきた」のではないかと。

先日、グランドパレスで開催されたバンコクフェスティバル「オーンアイラック(Oon Ai Rak Klay Kwam Nao)」に行って来ました。

タイのロイヤルファミリーの意向によるイベントなので、クオリティがかなり高い。

オーンアイラックとは?

2018年2月中旬から下旬にかけて開催された文化イベントです。

オーンアイラックの正式名称は、Oon Ai Rak Klay Kwam Nao(Love and Warmth at Winter’s End)。

無理やり日本語に訳してみると「冬終わりの暖かな愛」という感じでしょうか。

「タイの文化よさを見直そう」
「伝統衣装を着て歩こう」

というロイヤルファミリーの呼びかけで、タイの良さが出た素敵なものがたくさんありました。
イベントの開催は今年が初めてです。

場所はラーマ5世記念碑のあるところです。

イベントの様子

伝統菓子を堪能

タイの伝統菓子はかなり手間暇かけて作ります。
細かな部分まで仕事が行き届いていて、食べ物というより芸術品です。

お菓子作りをしている人たちは、「宮廷料理人」の証明書を首から下げていました。
王宮で食べるクオリティの食事を、ストリートフード並みの価格で提供するという大盤振る舞いです。

そりゃタイ人はこぞって足を運ぶわけだわ。

伝統工芸品も

伝統工芸品のブースも充実していました。
有名なタイシルクを使った織物から、螺鈿細工まで。

日本でいうと、いわゆる「人間国宝」の方々がたくさんいました。

古き良きものをリニューアルする時期

自分の文化を見直そうという、今の流れはタイが豊かになった現れかと思っています。

日本も経済が豊かになると、外国のものに憧れを持ちました。
外国のものを持つのがカッコいいという一種のステータスだったんです。

タイの若い世代(20代くらい)が日本の製品が大好きなのも、外国のものへの憧れといえます。
逆にタイのものというと、なんか古臭い、ジジくさいイメージ。

徐々にですが、タイの昔ながらの良さを取り入れながら、新しいものが生まれてきています。

例えていうなら、大福を「モチクリーム大福」にしたり、おかきのパッケージをおしゃれにして若者好みにしたり。

タイでも同じことが起きてきています。
タイが持っているものをリニューアルして新しい価値を生み出すビジネスも増えてくるんじゃないかと。

本質を残して時代に合わせる

伝統文化があるのは、とても素晴らしいことです。
ただ、消えていく伝統文化を守るという考えには違うと思っています。

「誰にも必要とされなくなったから消えていく」

時代に合わせて変化できなかったから、絶滅危惧種として保護せざるを得なくなってしまった。
残酷だけど、それ以上でも、それ以下でもありません。

これは、ビジネスにも当てはまるので気が引き締まります。

伝統文化には、今でも人を引きつけ続ける魅力があります。
100年前のものが今も素敵って思われるものってだけでかなりすごい!

ファッションとかだったら、去年のものがすでに時代遅れだったりするんですから。

だから、伝統文化の中で、

「人が魅力を感じる「核」の部分を抽出して、今の時代に合わせていく」

ことが大切だなと、タイの工芸品を眺めながら感じていました。

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