彼女の紹介でビジネスオーナーの方と会うことになりました。
観光業で地域を活性化したいというアツい想いを持っていて、提供するサービスはどれも作り込まれたものです。
現状の悩みは、集客経路を旅行代理店に依存しているということ。
自分が本当にいいと思うものを提供し続けていくためには、自分で集客をしていくことが必要です。
そこで、ウェブマーケティングの経験をもとに、集客方法を少しアドバイスさせていただきました。
僕にとっては当たり前のことでも、ビジネスオーナーの方にとっては、かなり喜ばれました。
「モノはいいのに売れない」
と悩んでいるビジネスオーナーの方は多いかと思いますので、良いものが売れるようにする基本的な考えをシェアします。
目次
結論:いい商品しか売れません!
はじめに頭に入れておいてほしいことが1点あります。
それは、「商品あってのマーケティング」だということです。
商品はビジネスの「幹」です。
マーケティングはいくら頑張っても「枝葉」に過ぎません。
商品がいいと、ちょっとマーケティング施策を行うだけで、面白いように伸びていくんです。
一度買ってくれたお客さんがリピーターになってくれたり、口コミで広げてもらえる可能性も高いでしょう。
マーケティングでできることは
「ターゲット顧客に商品の価値を理解していただくこと」
だけなんです。
いい商品の評価基準
僕がマーケティングに関してアドバイスをする際は、まずは商品を見ます。
良い商品かどうかの判断基準はシンプルです。
・誰が
・誰に
・どんな価値を提供するか?
この3点のみ。
「誰に」の部分のペルソナ(たった1人のターゲット顧客)が明確だと完璧です。
以上の点が押さえられているようなら、マーケティング施策の効果が高いといえます。
逆に、ここがあいまいな場合は、商品設計からやり直すほうがいいかと思います。
商品を買いたい顧客を見つける
商品設計ができたら、集客を行います。
「提供する商品をお金を払ってでも欲しい」
お客さんがどこにいるかを考えます。
たとえば、「高級ボールペン(1本1万円)」を売ることを考えます。
商品設計の段階でペルソナは、「個人事務所を構える美意識の高いファションデザイナー(女性・独身)」としてみましょう。
そして、
「ペルソナがどんな悩みを抱えているのか?」
を徹底的に考えていきます。
「どうして安くて高品質のボールペンでなくて、わざわざ高級ボールペンを選ぶのか?」
「高級ボールペンを持つことのベネフィット(利益)は?」
など、とにかく「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」を突き詰めていく感じです。
適切なアプローチ方法を選ぶ
高級ボールペンを買う理由は、品質や性能ではないでしょう。
おそらく「自己満足」が鍵となるかと。
高級ボールペンを持つことで、周りから素敵と思われたい。
イメージでいうと、ブランドモノのバッグやアクセサリーを身につけるのと同じ感覚。
そしたら、ターゲットに「憧れ」を持たせるような訴求が響くと考えます。
アプローチ方法としては、ターゲットが尊敬する有名デザイナーにスポンサーになってもらうのが最適かと。
この方法は効果がありそうですが、高額なスポンサー料がかかります。
リソースが限られた状況でできる方法としては、
・ブランドイメージを伝えるサイトを用意する
・インスタグラムに高級ボールペンを使うイメージ写真を投稿する
・インスタグラムでターゲットになるデザイナーをフォローする
ということから始めるかと。
実証したわけではないので、正確性は保証しかねます。
ただ、僕が実際に高級ボールペンを売るなら、この方法をとります。
良いものを買いたいお客さんは存在する
ネット環境が整備されたおかげで、良いものは売りやすくなっています。
ターゲットに刺さる商品があれば、ピンポイントで訴求することができますので。
すでに良い商品がある方は、あともう一踏ん張りかもしれません。
アプローチの方法を少し改善するだけで、ビジネスが良い方向に転がり出しますよ。

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