バンコク生活もはや6ヶ月目に突入しつつあります。
タイは長く住むほどよさが分かる国で、長期滞在している外国人はたくさんいます。
普通に2、3年くらい滞在している人も。
僕のように6ヶ月はまだヒヨっ子といってもいいでしょうか?
しかし、タイの観光ビザ取っても最大3ヶ月しか滞在できないし、ロングステイって意外に大変なんです。
ビザランといって、タイの隣国を行ったり来たりする方法もありますが、年々規制が厳しくなる傾向にあります。
僕はタイで長期滞在するために色々調べました。
ノウハウが貯まってきたので、これからタイに長期滞在を考えている方のためにおすすめの方法を紹介します。
※この記事は2017年11月時点の情報をもとにまとめました。
目次
長期滞在するためにおすすめの方法
結論からいうと、
・観光ビザを2ヶ月(シングルエントリー)取得
・1ヶ月のビザ延長
・周辺国を回遊してから再入国
が最もコスパがいいです。
再入国せず、半年以上の長期でタイに住み続けたいなら教育ビザの取得も視野にいれるのがいいでしょう。
ビザなし(パスポートのみ)入国は1ヶ月
まずは基本情報です。
日本人は1ヶ月以内のタイ入国ではビザ不要です。
ただし、入国の際に出国のフライトを確認されます。
往復便の方は問題ありません。
しかし、タイへの片道フライトしか取っていなかったら、出国のフライトを今すぐ予約しておくことをおすすめします。
ちなみに、滞在中に1ヶ月のビザ延長ができます。
申請料は1900バーツ(約6500円)です。
1、2ヶ月程度の旅行なら面倒なビザ申請をせずにこれで十分です。
ビザなしで複数回入国する注意点
ビザを利用しなくても、再入国を繰り返せばよくない?と思った方もいたかもしれません。
しかし、ビザランの規制が厳しくなっていますので、事前に最新情報を調べておいてください。
国境を接する国からの査証免除措置を利用しての入国を暦年で2回までとする
ちなみに、2016年12月の在タイ日本国大使館の情報によると、ビザなしで隣接する国からの入国は年2回と制限されました。
タイに隣接する国とは、ラオス、カンボジア、マレーシア、ミャンマーです。
上記の国からタイへ入国をする際は、入国回数をチェックしておいたほうがいいかもしれません。
隣接国以外からの入国はベトナムかシンガポール
フライト情報を確認しましたが、タイに繰り返し入国するならベトナムかシンガポールがよさそうです。
隣接国でないので、繰り返し入国の制限はかかりません。
往復フライトも1〜2万円、フライト時間も1〜2時間くらいで手軽です。
ネット環境もよく、僕のようにノマドスタイルで仕事をする方にはいいでしょう。
ビザで滞在する方法
長期滞在で使えそうなビザをピックアップして紹介します。
使えるかどうかの基準は、ノマドワーカーの視点から見てです。
長期滞在に使えるビザ
・観光ビザ
・教育ビザ
使えるかもしれない
・エリートビザ
・投資家ビザ
・リタイアメントビザ
・家族ビザ
使えない
・就労ビザ
※全てのVISAの種類や、詳細については在東京タイ王国大使館のページでご確認ください。
それぞれについて以下で詳しく解説していきます。
観光ビザは2ヶ月
ビザの中では誰でも手軽に取得できます。
シングルエントリーで4500円くらいです。
滞在中に1ヶ月のビザ延長ができます。
申請料は1900バーツ(約6500円)です。
つまり、1回の観光ビザで3ヶ月滞在できます。
3ヶ月の期限が過ぎたあとは、一度出国して再入国します。
1回の観光ビザで最長滞在はMAX7ヶ月
観光ビザの申請は面倒だから、なるべくビザなしで長期滞在したい方はMAX7ヶ月が最高です。
ノービザ(パスポート)でタイ入国(1ヶ月滞在可)
↓
ビザ延長申請(1ヶ月滞在可)
↓
ラオスのビエンチャンで観光ビザ申請(2ヶ月滞在可)
↓
ビザ延長申請(1ヶ月滞在可)
↓
出国&再入国(1ヶ月滞在可)※隣接国以外から入国(ベトナム、シンガポールなど)
↓
ビザ延長申請(1ヶ月滞在可)
そしてまたビエンチャンで観光ビザを申請という流れです。
この形だと隣接国からの入国は2回までという制限も満たします。
理論上はこれが1回の観光ビザで長期滞在できる最大日数といえます。
ただし、期限ギリギリまでタイに滞在して、日帰りで再入国を繰り返していたら入国管理の方に怪しまれる可能性が高いです。
僕はリスクヘッジのため、余裕を持って出国したり、数カ国回遊してから再入国するなどしています。
あくまで旅行者のテイです。
教育ビザは6〜12ヶ月くらい
教育ビザは語学学校に入ると取得できます。
ガチでタイ語を学べるところもあれば、ビザ目的で籍だけ置かせてもらえるところまで様々です。
語学学校は、しっかりしたところで1年5万バーツ(約17万円)でした。
家族ビザはタイ人との結婚が前提
タイに長期滞在している日本人の方で多いのが、タイ人の配偶者がいるケースです。
本当に多いです。
やっぱり日本人はモテるのでしょうか?
観光ビザや、教育ビザではせいぜい2、3年くらいで行き詰まる可能性があります。
5年、10年単位の長期滞在を考えている方は、いいご縁に恵まれるといいですね。
エリートビザ、投資家ビザは金次第
理想は観光ビザ・教育ビザを取得することですが、どちらも繰り返し取得が制限されています。
観光ビザは複数取得できるようですが、何回も申請すると滞在目的を詳しく尋ねられるようです。
また、教育ビザについては繰り返し申請は難しそうです。
1回の語学学校で、すでにタイ語がそこそこ喋られるようになっているのに、それ以上のレベルを目指すかといえば微妙です。
しかし、タイは経済力さえあれば何とでもなりそうな感じがしました。
それはエリートビザというものです。
例えばEasy Access(イージーアクセス)だと、50万バーツ(約170万円)払えば5年間のビザが手に入ります。
また不動産を含め1000万バーツ(3400万円)以上を投資していると、投資家ビザが手に入るようです。
・観光ビザも下りなくなった!
・教育ビザも使ってしまった!
・タイ人の配偶者もいない!
・けれどタイにずっといたい!
という背も腹も抱えられない状態で、合法的にタイにいるなら金を積むのが最終手段らしい。
就労ビザ・リタイアメントビザはノマドには取得が難しい
ノマドワーカーでは就労ビザはまず無理でしょう。
タイで会社勤めをする必要があるからです。
個人的にコネがあって、会社に籍だけ置かせてもらうなど裏技はあるかもしれません。
しかし、僕の周りでは就労ビザはあまり聞きません。
リタイアメントビザは50歳以上から取得可能です。
こちらも年齢上の理由で、不可が多いかと思います。
2〜3年は観光ビザ、それ以上は家族ビザが理想
タイに長期滞在したいなら、はじめは観光ビザと教育ビザで可能な限り粘るのがいいでしょう。
他の方法に比べると負担が小さいからです。
そして、5年以上の超長期の滞在を考えるなら家族ビザがあるのが理想です。
もしタイ人と結婚予定がないなら、エリートビザで経済力にモノをいわせることもできますが。
もしもタイにずっと滞在するつもりがないのなら、ベトナムかシンガポールくらいにもう1つ拠点をつくっておいて、1、2ヶ月ごとに往復する生活もできるかもしれません。

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