起業当時の生活は原点に「戻る場所」であっても「進む場所」ではなかった

日本へ一時帰国している間は、大阪を中心に活動していました。

住んでいたところは、起業当初にお世話になっていた東大阪のアパートです。
幸運にも昔使っていた部屋に滞在することができました。

部屋に入ると、当時の感覚がよみがえります。
アパートも通っていた大学も全然変わっていません。

懐かしくて、1年前の自分がやっていた生活を再現してみることに。

目次

近大ノマド生活の再現

・原チャで大学まで移動
・キャンパス内にあるお気に入りの場所で作業する
・学食で昼食を食べる
・冷蔵庫のフリーフードを活用しまくって料理する etc.

生活レベルを当時の状態に戻してみました。
ローコストで生活するのって意外に楽しい。

特別な用事がなければ、ほとんどお金も使っていません。
毎日自炊する生活も、悪くないですね。

冷たくなってきた外気に打たれながら、ママチャリを走らせるのも当時を思い出しました。

お世話になった学生食堂

毎日ノマド生活をしていたキャンパスには、2つ食堂があります。

僕はいつも安い方を利用していました。
その中でも、ドデカ鶏カツというチキンカツの卵とじ丼をいつもオーダーしていたんです。

理由はコスパが良かったから(笑)
280円で大振りのチキンカツが付いた丼が食べられます。
貴重な肉資源を確保するためでもありました。

数量限定なため、販売開始の11:30になったらいつも学食に現れていました。

そのため、常連として食堂のおばちゃん方に顔を覚えられるくらいです。

久しぶりに学食に顔を出してみた

今回の一時帰国でも、ドデカ鶏目当てで食堂に顔を出してみました。

何食わぬ顔で、食券を出して注文。
向こうも淡々と調理する。

出来上がったドデカを受け取るときに、食堂のおばちゃんがひとこと

おばちゃん:「おひさしぶりですよね?卒業したんかなと」
僕:「ちょっと近くまで来たんでふらっと」

食堂の方たちは、ずっと僕のことを学生だと思っていました。
あまりにも安いメニューばかり毎日注文するので、たまにオマケしてくれることも。

「会社を辞めて、事業を軌道に乗せるまで生活を切り詰めていた」

なんてことは、今後も直接は言いません。
けれど、もう学食頼みの生活は卒業できたので、このブログに書き残しておくとします。

いつでもやり直せる

近大ノマド生活をして改めて感じたことがあります。
それは、

「僕はどんな状況になっても、いつでもやり直せる!」

という自信があったこと。
事業をするには、常にリスクがあります。
運に振り回されることも。

それでも、これから先どんな最悪な状況に陥っても挽回できるでしょう。

近大ノマド時代のように、生活費を極限に切り詰めて、毎日死ぬもの狂いで働けば何とでもなりそうです。

当時は栄養状態もよくなかったのに、病気にもなりませんでした。
病気で休んでられないくらい必死だったからです。

ちょっと風邪を引きそうになったら、醤油漬けのニンニクを食べて滋養としていました。

ちなみに、生活に余裕が出てきてタイに来てからは3ヶ月で3回病気になりました(笑)
無理がたたっていたことは間違いありません。

けれど、結果が出ていなかった頃の頑張りが、自信となって今の僕を支えてくれています。

自分のいるべき所ではなくなった

東大阪のアパートは、とても住み心地がいいです。
しかし、今の僕がいるところではなくなったかなという感じもしました。

アパートには次から次へと新しい入居者が入ってきています。
ワーキングホリデーに来ている外国人とか、自分のやりたいことが見つからなくて迷っている人とか。

大家さんのサポートも強烈ですので、これから下地を作って社会に出て行く人には向いていると思います。

けれど、今の僕には良くても当時の生活の繰り返し。
ここから成長するイメージが全く湧きませんでした。

それだけ自分が前に進んでいる証だと思います。

縁はタイミング

僕たちは毎日たくさんの人と出会うチャンスがあります。
けれど、縁として繋がるためには、タイミングってとても大事だなと感じました。

東大阪のアパートは、会社員時代にAirBnbで泊まったのがきっかけです。
大家さんと個人的に知り合いになり、色々おもしろい所に連れて行ってもらいました。

「会社を辞めて独立するから、アパートを貸して欲しい!」

とあのタイミングで決断せずに、

「あと1年くらい会社員で様子を見たい」

とか

「会社員やりながら独立準備をさせてほしい」

なんて言っていたら、大家さんとの縁は繋がっていなかったかもしれません。
なぜなら、世の中の全てのものは絶えず変化しているからです。

僕がアパートに住み始めたころは、ちょうど学生寮からAirBnBへ変わり始めたころです。
今は民泊が軌道に乗り始めて、予約すらなかなか取れないレベルです。

もう少し早くても、遅くてもダメだった。
あの絶妙なタイミングで、チャンスをものにできた結果だと思います。

これって、全てのことに言えます。

「次」なんてないんです。
「今」のチャンスを見極めて決断できるかが全てです!

今の自分はバンコク

日本の一時帰国は、僕にとっては旅行のような感覚でした。
むしろ、バンコクに帰ってきたときに、ホッとした気分です。

つまり僕の中で、軸が日本からバンコクへ移ったということ。

タクシーに乗って、空港からコンドミニアムまで高速で移動していたとき。

明け方の景色にそびえ立つ、30階建以上の高層ビル群を見ていると、何か血が騒ぐものがありました。

「これが自分の主戦場」

日本のように全てが出来上がっているわけではありません。
急速な経済発展で、先進国と変わらない豊かな生活を手に入れながら、どこかしらに漂う”いびつ”な感覚。

「少し飛ばしすぎじゃない!?」

深夜で車が少ないのをいいことに、アクセスを踏み続けては前の車を追い越すタクシー運転手。
事故ったら100%助からない(汗)

そんな状況を楽しみながら、これからのバンコク生活へ向けて思いを巡らせているのでした。

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