AI(人工知能)時代にウェブビジネスで戦うために意識している3つのこと

AI(人工知能)という言葉が、よく話題にあがるようになってきました。
AIとはどんなものか、詳しくは僕は理解していません。

しかし、ネットで仕事をしている身として、変化してきているなというのは肌で感じています。

・最近予約したホテルの位置情報がGoogleマップ上に表示されている
・大手のマッチングサービスがAIを使って、相性のいい組み合わせを導き出している

など、かなり便利になってきています。
一方で、AIが発達するにつれてなくなっていく仕事もあるでしょう。

ウェブ制作の仕事でいうと、世の中のウェブサイトのデータを集めて、最適なサイトを一瞬で作り出すサービスとかもできてもおかしくありません。

今がAIの時代かどうかは人によって見方が違うかもしれません。

けれど、これからAIの時代が来ると想定したときに、どんな働き方ができるのか考えてみました。

目次

その1.答えのない領域で勝負する

答えが1つに決まっているもの、データをもとに最適な答えを導くものはAIと競合します。

Google検索で、

「1バーツ 何円」

とか

「バンコク 大阪 時差」

とかいう内容なら、検索結果を開いた瞬間に答えが表示されています。

AIが発達してくると、今以上に短時間で答えが見つけられる領域が増えてくるでしょう。

しかし、AIがいくら発達してもどうしても機械で対応できない領域があります。

「会社で働く意味あるの?」
「どうして勉強しないといけないの?」
「効率的に仕事をする方法は?」

こういったあいまいな問いを、Googleがドヤ顔で答えても納得はいかないでしょう。

ふわっとして曖昧な領域だからこそ、チャンスはいくらでも見つけられるのかなと思います。

その2.ストーリーを組み合わせる

優れた製品やサービスには必ずストーリーがある。
素敵なストーリーっていつまでも記憶に残るんですよね。

僕は子どもの頃に三国志が好きでした。
はじめは横山光輝さんの三国志は何周も読んでいました。

あるとき、「もっと詳しく三国志を知りたい」と思い、図書館にあった原文の歴史書に手を出してみたんです。
もちろん日本語訳でした。

歴史書って事実が羅列されているだけなんで、かなり面白くないですし、全然記憶に残っていません。

三国志が有名なのは、三国志という時代の価値が高いのではなくて、マンガという優れた語り手が存在したから。

ではないでしょうか?

これはビジネスでも同じで、商品のことは全然覚えていなくても、ストーリーのことは覚えている。
ストーリーは話のネタになるから、どんどん他の人に話して広まっていく。

有名ラーメン店でいろいろこだわり製法とか産地とかを書いているアレです。
正直いいのかどうか分からないけれど、なんとなく美味しい感じ、通(つう)な感じになれます。

有名ラーメン店のメニューを何も説明なしに出されて食べていたら、味覚のプロでもない限り隠し味には気づかないし、ほとんどのお客さんは価値を感じないでしょう。

ストーリーで価値を誰にでもわかりやすく伝わるようにすることが大切です。

その3.自然に広まるレベルまで価値を高める

ウェブ上のコンテンツは簡単にコピーできてしまいます。
マナー違反、盗作といわれても、コピーコンテンツがなくならないのは、それだけ楽に稼げてしまうからです。

それに、コピーとオリジナルを判別するのは難しいです。
ネット上に自分の似たようなコンテンツばかり出てきたら、オリジナルコンテンツの価値は相対的に下がってきます。

似たようなコンテンツばかりになっても、自分のコンテンツが選ばれるためにはどうすればいいのか?

そのためにはコンテンツ以外の方向で、ユーザーの価値を高め続けていく必要があると考えています。

僕が意識しているのは、答えがない領域で、サイトなりの答えを発信していくということです。

「このテーマには白黒両方の意見はあるけれど、うちは完全に白だよ」

というようなイメージです。
情報発信の方向が一貫しているというのは、それが価値になるのでは?と思います。
理由は、そのサイトが価値観に共感するユーザーのより所になるからです。

「周りが何を言おうが俺らはMacユーザーだぜ!」

という、スティーブ・ジョブズ全盛期のアップルのように。
そして提供する価値がある水準まで高まると、口コミとして広まるのではと考えています。

一貫した方向での情報発信(価値) × ストーリーの力(伝達力) = 社会へのインパクト

頭のなかのイメージを公式っぽくしてみました。

まとめ

以上の内容をまとめてみると、AI(人工知能)が発達しても影響が少ないビジネスの形というのは、

・1つの答えが導きだせない分野で
・ストーリーと組み合わせつつ、
・一貫した方向で価値を提供し続ける

ことなのではないでしょうか?
あくまで僕の仮説なので、正しいのかどうかはこれから先の話になります。

見方を変えると、「AI(人工知能)が人間の仕事を奪っていく!」と煽っているキャッチコピーほどは、深刻な問題にはならないのかもしれません。

時代の変化に合わせて、立ち位置を調整していくことができるか?が鍵かなと思います。

AIが今以上に発達したとしたら、あなたはどうやって仕事をしていきますか?

将来を考えるきっかけになっていただけると嬉しいです。

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