アイデアの出し方って具体的にどうすればいいのかわからないですよね。
僕は幸いにもアイデアを出すのは得意です。
けれど、自分がどうやってアイデアを出しているのかはあまり意識していません。
僕の場合、いいアイデアは、シャワー後にストレッチをしているときに突然浮かんできます。
そんな僕ですが、劇的にアイデアの出し方がうまい人を見つけました。
それは、東大阪でお世話になっていた大家さんです。
目次
東大阪の魔女
大家さんは、女性が家庭に働いて夫を支えるのが当たり前だった時代に起業して成功された方です。
発想がかなり奇抜で、誰も考えたことのないものを好みます。
見た目もかなりのインパクトがあるので、東大阪の魔女といってもいいかもしれません。
どのくらい魔女かというと、保育園の子どもに「ほうきに乗ってきたんですか?」と実際に聞かれるレベルです。
どうしてサンタは赤なのか?
印象的だったのが、去年のクリスマスの準備をしていたときです。
僕がリビングで仕事をしていたら、大家さんがやってきて突然
「今年のクリスマスは青にします!」
とひとこと。
一瞬言っている意味が理解できませんでした。
すると、大家さんはブルーのクリスマスツリーとサンタクロースをテーブルの上に置いたんです。
「サンタは、もともといろんな色の服着とったんや。
けどコカコーラの宣伝でみんな赤になってしもた。
青も素敵やろ。」
確かに、丁寧にペイントされたブルーのサンタクロースはとても似合っていました。
サンタの服がもともとカラフルな色だったこと、赤になったのがコカコーラの宣伝のためだということは、確かなことはわかりません。
しかし、大家さんの常識にとらわれない発想というのは、見習うことが多くありました。
「なぜ?」を考える
今回のブルーサンタの話は、「どうしてサンタは赤いのか?」ということから発想を得ています。
普通の人は、サンタは赤いこと自体に疑問を持ちません。
しかし、斬新な発想が浮かぶ人は、普通の人が気づかないところに気付く力があります。
アイデアは頭の隅に入れておく
アイデアは直感から生まれます。
だからその場で無理にアイデアを出すようなことはしません。
頑張っているわけではないけど、常に課題を頭の片隅に入れて働かせている感じ
というのがしっくりきます。
アイデアが生まれたら即実行
アイデアは突然生まれます。
しかし、アイデアには鮮度があって、放っておくとすぐにダメになってしまいます。
直感が走ったら、やってみる。
これが一番効率がよさそうです。
すぐにアイデアを実行するのが難しいようなら、メモやノートに書き留めておくといいでしょう。
自分で見た一次情報で判断する
世の中には数多くの情報があります。
しかし、ほとんどは誰かによって加工された二次情報です。
新聞などのメディア、誰かから見聞きする情報はすべて二次情報。
これらは、情報の見栄えをよくするために、必要な情報が切り取られていたり、脚色されていたりします。
アイデアを得るために必要なのは、誰も言語化できていないような、「感覚」でとらえられる情報です。
言葉にするのが難しいということは、それだけ価値があることです。
「自分が正しい」を突き通す
アイデアが斬新であるほど、他人に伝えるのは難しくなります。
逆にいうと、みんながいいと思えるアイデアは大したものではないのかもしれません。
だから、アイデアに他の人が賛成してもらえないからといって、自分を曲げたり、アイデアの一部を修正してはいけません。
アイデアの角がとれて、全く面白みのないものになってしまうからです。
本当に斬新なアイデアは「自分の中」にある
アイデアを出すことができる人は、「自分で考えることができる人」です。
アイデアが浮かばないからといって、他の人の情報を頼りにしていては、いつまでたっても見つからないでしょう。
それよりも、自分が今持っているものから、何か生み出せないか考えてみてはいかがでしょうか?
独りになってじっくり考えてみると、あなただけの発想が見つかるかもしれませんよ。

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