こんにちは、コクリエイターの中西です。
大分県の観光名所の1つに、杵築(きつき)の城下町があります。
「日本で最も着物が似合う町」として有名です。
実際に彼女と一緒に着物をレンタルして、城下町を散策してみました。
江戸時代の城下町の雰囲気が今も残っていて、着物を着ていると自分が町に溶け込んだ感じになります。
武家屋敷に入って歩いてみると、
「当時(江戸時代)の人たちも、こうやって生活していたんだな」
と肌身で感じられました。
もちろん着物ではなくて、普段着でも町を歩いても楽しめます。
しかし、杵築を100%楽しむなら、着物で町を歩いてみるのをおすすめします。
杵築で着物をレンタルしてみた僕が、気づいたことをまとめてみました。
これから杵築に観光に行く方、着物のレンタルを考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
杵築とは?
杵築(きつき)は江戸時代に譜代大名(ふだいだいみょう)の松平家が治めていた城下町です。
譜代大名とは、江戸時代に日本を治めていた将軍徳川家の親戚の殿様のことです。
杵築の特徴は、日本唯一の「サンドイッチ型」城下町ということです。
どういうことかは、以下で説明します。
杵築には3本のメインストリートがあります。
真ん中の大通りは町人が住んでいる通りです。
両側の通りは武家屋敷になっています。
武家屋敷の通りは、山の上にあります。
つまり、
「町人住んでいる通りが、山の上にある武士が住んでいる通りに挟まれていた」
ということから、サンドイッチ型の武家屋敷とよばれるようになったそうです。
杵築は写真スポットの宝庫

「日本一着物が似合う城下町」だけあって、着物でいい写真が撮れます。
・商人の町から武家屋敷へ登る坂道
・武家屋敷
・杵築城
などなど、着物で写真を撮るためだけに行っても価値があるくらいでした。
杵築へのアクセス
杵築へは、JR杵築駅からバスで行くことができます。
杵築駅を降りると、目の前がバスターミナルです。
バスに乗って「杵築バスターミナル駅」で降りれば、杵築の城下町につきます。
注意してほしいのは、バスの本数が限られていることです。
30分〜1時間に1本のペースですので、観光時間が限られている人は、事前に調べておくことをおすすめします。
詳しい時刻が知りたい方は、杵築市観光協会のページでバスの時刻表がチェックできます。
着物がレンタルできる場所は?
杵築で着物をレンタルできるのは、和楽庵という場所です。
杵築バスターミナルから歩いて15分くらいで行くことができます。
お城と反対側、町人の町をずんずん進んでいくと見つかりました。
着物のレンタルは事前予約が大切
僕らはレンタルの予約をしていませんでした。
朝早くついたので、予約の合間で着付けをさせてもらえたからです。
しかし、運が良かっただけですので、着物を確実に着たい方は、必ず予約をすることをおすすめします。
実際に、お店の人が予約がないために、着物のレンタルをお断りしていました。
着物のレンタル料金は?
2017年5月時点では、2,400円でした。
カップル割が使えると、少し安くなります。
女性の場合は、髪飾りや日傘、手提げなどもレンタルできます。
着物で城下町を満喫したいなら午前中がおすすめ!
着物は午後4時までには返却しないといけません。
なので、町歩きをゆっくり楽しむなら、朝からレンタルしておくといいでしょう。
和楽庵は午前10時から空いていますので、お店が空いてからすぐにレンタルするのがおすすめです。
杵築はそんなに大きな町じゃないので、あまり時間はかからないんじゃないの?と僕は思っていました。
実際に歩いてみるとアップダウンのある形状。
着物と一緒に素敵な写真が撮れるスポットも多いので、思った以上に時間がかかります。
僕らは午前10時から、武家屋敷を回ったり杵築城に歩いていったりしてたら、あっという間に15時になっていました。
着物を着ていると特典が充実
着物をレンタルして杵築の城下町をあるくと、「これでもか!」というレベルで嬉しい特典がついてきます。
町の人たちが、協力して杵築の町を盛り上げようとしているようです。
たしかに、町ですれ違う人たちが着物姿なのをみると、異世界に着たような気分でした。
特典はレストランでの「割引」や「おまけ」がもらえるものでした。
そのうち2ヵ所のお店で嬉しい特典がもらえたので紹介します。
「故郷」でのドリンクサービス
故郷では、着物でお店に行くとドリンクがサービスしてもらえます。
5月ということもあり、自家製の梅ジュースが出てきました。
こちらの名物は海鮮丼です。
地元でとれた魚介類をふんだんに使っていました。
真ん中の一番大きな天ぷらはハモです。
味も満足でかなりコスパが高かったです。
杵築のレストランでは、提携店内でルールがしっかり決められています。
観光客に最高のサービスを提供しようという姿勢がすばらしいですね。
パンフレットに杵築で丼を出している提携店のポリシーが載っていました。
杵築ど〜んと丼のルール5か条
第1条
食材は地元にこだわり、「杵築」が感じられるものを提供すること第2条
お客様を満足させる「味」とともに、オリジナリティあふれる豪華なトッピングや「香り」「音」など演出に努めること第3条
3品以上のセットで提供すること第4条
笑顔でお客様を迎え、おもてなしの心でサービスすること第5条
提供店の連携を大切にし、お互いに食の追求に努めること
かなり徹底していますね。
観光地のご飯って高くて味が微妙というところもありますが、杵築ならどこのお店でも期待してよさそうです。
「お茶のとまや」でのオマケ

お茶のとまやでは、商品を購入するとちょっとしたオマケがもらえました。
手作りの抹茶飴です。
お茶屋さんが作った飴だけに、抹茶のいい香りがします。
無添加で、こだわって作っているなと感じました。
もっと杵築を知ってほしい
杵築って観光地としては、そこまで有名ではありません。
しかし、実際に観光してみると、あらゆる面でクオリテイの高さにビックリしました!
杵築に立ち寄った際は、着物をレンタルして城下町を楽しみ尽くしてくださいね。

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